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歌謡

呼んでいる 赤い夕日の故郷が

あるテレビ番組で懐かしい歌が聴こえてきた・・・

私が高校生の頃トップ歌手として君臨した三橋美智也
の ♪ 赤い夕日の故郷 だった。

誰が唄っているの? 思わず覗き込んでみると北山たけし
である、
私の人生の師匠にして愛唱歌のご主人北島三郎の娘婿さん、

この歌にも思い入れが強い、
多感な田舎の学生には、東京は遥か遠い都会だった、
遠いゆえに憧れが強く、派手やかな歌手や映画スタ-に
わが夢を重ねた。

春日八郎の ♪ 別れの一本杉 白根一男の ♪ 二十才の詩集
三橋美智也の持ち歌は、それは沢山在りすぎて聞き惚れました。

今、聴いても昔の歌は、詞も曲も日本人の心に響く、
洋盤の流入、日本で生活する外国籍の人たちのつくる異国調。

それらが網羅された現代音楽、それはそれで良いのだが、
しかし、たまに昔の歌謡曲を耳にすると鼻に来る郷愁は故郷を
偲ばせる。

♪ おさげと花と地蔵さん そして この♪ 赤い夕日の故郷
春日八郎が 氷川きよしが 三山ひろしが 森山愛子が 
島津亜矢が 唄って聴かせる。

故郷は遠くにありて思うもの、歳を取るほどに全てが美化されて
子供時代に戻る・・・

窓の外では雨が小降りになった、
静かに♪ 赤い夕日の故郷 を聴いていると亡き竹馬の友が顔を出した!

「おおい! まだ、こんか (来ないか?) 座る椅子がなくなるぞ」
その国 天国は、こちらよりも沢山の友人知人が移住している ?

カラオケも最先端の器具が揃っていると言う、
一番の特典は、ご本人 三橋美智也さん筆頭に春日八郎、村田英雄
そうそうたる昔の大歌手が声をかけるだけで気安く来てくれると言う、
それも目の前で生出演 !

真夏の夜の夢、
酔いが回ってきたようだ、今宵はこの辺でお開きに・・・

♪ 呼んでいる 呼んでいる 赤い夕日の故郷が 夢の国へ参ろうか。

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