邦画

座頭の市 市ちゃん

座頭の市 市ちゃん
私の楽しみ事はいろいろあるが、いまはまっているのは動画である。

それもジェット旅客機のコクピットや客室内の模様、そして武道関連の
もの、その他、多方面に渡る。

ひょんなことから昔の映画に興味が移って・・・
高倉 健 石原裕次郎、小林 旭 とうとう勝新太郎の座頭市に辿り着いた。

若い頃に見た時は、もっぱら 殺陣 そうチャンバラシ-ンに目を奪われたが
今見ると、時代背景における大道具、小道具、脇役の衣装に至るまで
何とも興味をそそられる、身を乗り出して画面全体に目を向けている。

何よりも物語の筋書き(ストーリー) の面白さと奇抜さ、勝新の非凡さに
今更ながら驚いている。

それにつけても、飛行機内での薬物問題は、映画人として才能有る人だった
だけに、何とも惜しまれてならない。

改めて座頭市を見る・・・
娯楽映画だけに、内容は簡単明瞭のように見えて、その実 人情を絡ませて
時代を跨いで展開する脚本が小憎らしい。

座頭市のウリである殺陣は当然としても親子、人間愛を絡ませてのスト-リ-
展開は目が離せない。

テレビの時代劇と違って、画面に出てくる背景が庶民の暮らし、賭場の場面等
薄汚いリアル感に溢れている。黒澤映画と共通した時代考証を感じる。

悪 悪代官 やくざ者、地回りの小悪党に至るまで、不憫な小娘をたぶらかせる
悪党どもに、映画を忘れて手に汗かいて一心不乱である。

既成の時代劇映画にない主人公を起用した奇抜さと、思いも寄らぬ殺陣の魅力が
座頭市成功の要因である、勿論、子母沢 寛 の原作に負うところが大きい。

映画の中の 座頭市 演歌歌手 奥飛騨慕情の竜鉄也、 
目の不自由な人たちにとって勇気を貰う存在に違いない。

座頭市 市ちゃん !  「いやな渡世だな !」いや 「勇気を貰ったな !」

「市ちゃん! いやさ 勝ちゃん! 今度は何処の宿場へ行きなさる ?」

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