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雑談

ボクシングに掛けた友情  男の友情

吉本新喜劇の島木譲二さんの死亡を聞くに及んで懐かしい想い出が
蘇えってきた。

私の交友録の中で断片的にしか触れて居ない後輩がいます、
10代の頃に関西のボクシング界に身を投じ、諸事情で早くして
引退、

関西のあるジムでトレーナー コ-チとして後輩の面倒を見てきたが、
後年、念願のジムを立ち上げて新人ボクサ-の育成に情熱を傾けて
現在は、世界ランカ-まで行った息子にジムの二代目会長の座を譲り、
業界発展に寄与している。

我々がまだ若い頃の話である、
ある用事で私は大阪に出向きました、彼と一緒でしたが、
「先輩、よしもとの島木譲二 いや濱ちゃんを訪ねようと思うけど
逢って見ませんか ?」と言う !

彼の後について行ったのが、大阪のなんば花月でした、
訪ねた相手が島木譲二さん、ところがあいにく劇場に居なく伝言を
言付けて辞退した。

彼と島木さんとはボクサ-としてどうなるか分からない卵の時代から
の付き合い、

島木さんの結婚に彼が係わっていたことを知るに及んで2人の絆の
深さを知ることになった。
奥さんが店をやっていることも教えてくれた。

この後輩が喧嘩早いがユ-モアに富んだ男、そして駄洒落のきく男、
さぞや2人が一緒になれば面白い漫才が出来るのにと私は心底思った。

島木さんの訃報に、後輩の悲しみの深さを推し量っている、

島木さんの葬儀・告別式が18日、大阪市の新大阪典礼会館で営まれ、
芸能関係者ら約200人が参列した。

式場の一隅に、涙を流す後輩の姿が有った事だろう、涙もろい男は
濱ちゃんとの想い出を偲びながら焼香の列に加わっていた筈である。

ふたりの在りし日を偲び、男の友情について考えて見たい。

島木譲二さん
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

♪ 男の友情
  作詞:高野公男
  作曲:船村 徹
  歌手:北島三郎

♪ ちあきなおみ  男の友情
 

04 男の友情 大川栄策

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