雑談

包丁一本晒しに巻いて 男涙の道頓堀よ

あて所に尋ねあたりません
私が投函した手紙の宛名の下に赤いスタンプが押されていた。

どうかH君の元に届きますようにと思っていた願いが叶わな
かった、無理かも知れないなと半分諦めていたので次の対応を
考えたいと思う。

男の友情、叶わなかった再会、男 死して願いを果たす、
それは、私の能力を掛けての助太刀である、諦めるものか !

Hは高校を卒業すると東京に向かった、板橋区の百貨店に就職
して東京生活をスタートさせたが、生まれ付いての負けん気が
災いして街のチンピラと揉めることになる。

そして東京を後にして北海道に渡る、その道中に彼の進路を
左右させる女性との出会いがもたらされた、

彼との往復書簡は青春の日々が微に入り細に渡って語られていた。
向こう気の強い反面、純情な男だった。

そして、数年後大阪に行き着き、終生の仕事となる和食の職人と
して昔の徒弟制度の渦中に入って行った。

高校生活では花の番長、飛ぶ鳥を落とす勢いの学生から一転下積み
生活 泣きの丁稚奉公に入って行く、

兄弟子から包丁の背で叩かれシゴかれる板場修業の始まりだった。

そして・・・

苦労の末つかんだ親方稼業、大阪はHに何を語り何を答えてくれた
街だったであろうか ?

H探しは佳境に入る、待っててくれよ、必ず探し当てるから !?

♪ 月の法善寺横丁 藤島恒夫
作詞:十二村哲
作曲:飯田景応

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