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雑談

命くれない あの日の乙女達

歌は、過去と現在未来を駆け巡る、
胸を締め付ける失恋の歌があれば、
恋賛歌の歌がある。

この瀬川瑛子の♪命くれない には格別の思い出がある、
港町に幸薄い乙女がいた、
ひとりの男をただ一筋胸に抱いて一心不乱に働いていた、

どういう訳か、私の元には片親の男女が寄って来た、
どうしてなんだろう ?
淋しい境遇に私に何かを感じるものがあったのだろう?

私が後から理解したのは、
私に、片親育ちに共鳴する苛められっこの孤独を、同類の
匂いを感じたのでないか ?

控えめだが、一瞬の間に訴える何かをその目は語っていた、
叶わぬ恋と知りながら一筋男に想いを託しそして破れた。
瀬川瑛子の命くれない 私はひとりそっと拍手を送った。

「良かったね!」 私の前を通り過ぎた乙女達、
流した涙を知るだけにその後の幸せを祈ってそして称えた。

命くれないのヒットは、そんな女性達を思ってホロリと来た。

命くれない/瀬川瑛子 (Japanese Enka song)/渡 健

瀬川瑛子の代表的な歌をギター風に編曲して歌ってみました。

子供時代から女友達と遊び、
大きく成ってダンスをこよなく愛した人は
日本舞踊の道へ進んだ、

その女舞は、内面の哀しみを湛えて観客を魅了した、
それは、独身のまま儚い人生を終えた私の兄の晴れ舞台、
渡 健さんの哀愁に合わせて その人の幻が舞っている。

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