今の日本人は北朝鮮核危機から目を逸らそうとしている、
切羽詰ってきたアメリカとのチキンレ－スは、日本も直撃される
恐れがあると認識して来たからである。

怖いもの見たさだが、一瞬に命が消滅する可能性に恐れを抱いて
いるからである、政治家は表に出ない思惑で国内の他愛もない
問題を国会に提起して政府の国防への備えを妨害している。

昔の戦争と違って現代戦は数分から数十分の短時間で相手国を
焦土にさせる、そこに生き残る確率はゼロだと知ることである。

まず、政治家、官僚、経済界が、世界とは何なのか、国と国との
戦いは情の入り込む余地のない地獄なのだという認識が持てない。

被害を受けるのは底辺の国民だけだと思っているなら、無知もはな
はだしい、外国から帰化した人間や、旅行中の人々、在日米軍関係者
これらは押し並べて被害に会う、核攻撃から助かることは出来ない。

国会論戦を見ると、テレビに映る人間達の能天気を見ると無関心ほど
怖いものはない、軽蔑を通り越して哀れみさえ感じる。

現代日本人の限界、戦後の教育、事なかれ主義、平和ボケは、自分の
命の終焉にさえ思いを致さない、言うべき言葉は見つからない。

私は、日本の現状に絶望　(勿論余裕は持っているつもりだが) 感じる時、
先祖の皆さんに申し訳ないと想う時、静かにYou Tubeを見る。

先人たちの血の滲む努力と命を賭した姿に頭を垂れる。
日本を滅亡させる訳にはいかない。

♪　フォレスタ旧バ－ジョン　「海行かば」　準国歌
　　作詞：　大伴家持
　　作曲：　信時　潔