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雑談

黒い花びらから  君こそわが命へ

水原 弘 「君こそわが命」
昭和34年秋 私達は高校の修学旅行で箱根に向っていた、
バスはいろは坂を登っていた。

バスガイドさんの案内に我々はウットリと聞き惚れていた、
そこに流れてきた歌謡曲は、この年になっても忘れることが
出来ない。

レコ-ド大賞初受賞曲 水原 弘の ♪ 黒い花びら だった、
「歌手は誰だ ? 何て言う曲だよ !」
車内はざわめいた ! 「水原 弘 の 黒い花びらだってよ」

この時の情景は高校生の記憶から消えることはなかった、
水原 弘 それまでは品行方正が主流の歌手の世界で、不良
ぽい、水原 弘は強いインパクトで学生の間で人気沸騰した。

高校生の人気投票ではナンバ-ワンを占めることになる、
私達が高校を卒業して社会へ出て行くと、彼の蛮勇と放蕩を
耳にすることになり次第に忘れられて行った。

まさか8年後、彼の美声は、大人たちを唸らせるほどの曲で
再び脚光を浴びる、
川内康範 作詞  猪俣公章 作曲 ♪ 君こそわが命

わたし達はその歌に衝撃を受けた、
「何て歌だ!」切々と語るその歌に耳を済ませた。

いろんな経験と、苦い思い出、その心境にそっくり当てはまる
水原 弘の歌だった、不思議なことに余りに自分の心に突き
刺さる「君こそわが命」何故か私のレパ-トリ-に入らない。

唄えないのである、思いでぼろぼろ 余りに身につまされる。
いつかは、同級生との騒音の中でだまし討ちに唄ってやろうと
考えている。

水原弘   君こそわが命
  作詞:川内康範
  作曲:猪俣公章
  唄 :水原弘

 ♪ あなたをほんとは さがしてた
   汚れ汚れて 傷ついて
    死ぬまで逢えぬと 思っていたが 
     けれどもようやく 虹を見た 
      あなたのひとみに 虹を見た
       君こそ命 君こそ命 わが命

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