雑談

しのぶ と 織江 の 唄

私が密かに名曲と大切にしている曲が有る。
山崎ハコ 織江の唄

派手やかな歌ではないが
「信ちゃん 信介しゃん」 と織江が唄う!
山崎 ハコの 織江は 

まさにあの日に縋った女たち。
彼女達の切なさを 山崎 ハコが代弁する。

信ちゃん 信介しゃん !

儚いはずの恋心を
私に切々と語った  おんなたち

結果が見えていた私は只黙って聞いていた。

どんな慰めの言葉が有ろうか ?
彼女達の好きな男は、ほかの女を追いかけて
二股を掛けていた、そして捨てられた。

弄ばれて裏切られた、織江の歌は、
夜毎の床を涙で濡らした女達の絶叫 !

私の前から 姿を消した 女たちの涙、
尽くしても、尚 尽くしても男に裏切られて
ぼろきれのように捨てられた。

山間の村、海辺の寒村に彼女達の故郷は在った。

きっと今頃は 妻に選んでくれた素朴な男と
穏やかな家庭を築いていると 私は信じたい。

山崎ハコの 信ちゃん  信介しゃん を聞くと
あの日に泣いた 彼女達の顔が浮かぶ。

そんな薄幸の女達が何人も居た

私は、彼女達に しのぶ と名前をつけて
時々呼びかけている !

美空ひばりの ♪ しのぶ
   と
山崎 ハコの ♪ 織江の唄 を 聴きながら !

又、彼女達に   逢いにゆく・・・ !
「しのぶ!」 ・・・・・ 「織江!」

しあわせ 掴んだかい   !?

歳をとるとあの頃の乙女達の慟哭が、
我が身として胸に迫る、清らかな女性達だった。

織江の唄と彼女達の泣き顔を思い出すと、
困ったことに、涙が出て来る、

必死に縋った女たち、力になれなかった我が身を
責める自分が居る、
彼女達のために涙を流すことがせめてもの償いか?

歌は、喜びとともに 悲しみを伴うものだと知る、
しのぶ 織江 
日本女性を最も具現した女性像なのだと思っている。

山崎ハコ 織江の唄

  &

しのぶ / 美空ひばり

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