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友の  後ろ姿

胸が締め付けられる

平成30年12月31日

その最後の日の夜半

ひとりの孤高の男が天国に召された

ことを知らされた

友達同士の酒宴の席で

「スルメのように噛めば噛むほど味がする」

そう形容した男の中の男

病と闘い黙って耐えた男は旅立った

良い奴との別れほど辛いことはない

6歳下の弟のような野武士だった

彼を思って歌う歌は沢山あるが

今宵は♪  同期の桜が   似合う

彼を偲んで流れる涙のままに口ずさもう

私の後ろ姿を黙って見送ってくれた男

切なくて辛いが今度は私が見送る番になった

貴様と俺とは   同期の桜  ・・・

後は、言葉にならない          !?

同期の桜

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