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歌謡

終着駅は始発駅 ありがとう!

今でこそ歌のレパ-トリ-の増えた私だが

弟の経営する二番町のスナックで

無理やり歌わされたのは

北島三郎の ♪ 終着駅は始発駅の一曲

これしか歌えなかったのである。

この唯一の歌を同級会の観光バスで唄ったのが

わが人生の大きな転換点となった。

大喝采と大きなどよめきが起きたのである。

まったく自慢することのない劣等生の私が

初めて人から認められた、うれしい悲鳴だった。

それから徐々に唄うレパ-トリ-が増えていく

自分だけの夢の世界が開かれたのである。

終着駅は始発駅に思い入れが強いのは

その歌詞にある。

自分を取り巻く周囲の状況とまったく一緒

その物語の世界に呼び込まれるのである。

辛い時代が長く続いた私の半生は

人助けの連続だった。

助けを乞うるのが出来ない意地っ張り

私を頼ってくるのは身勝手な無責任野郎

人間関係のしがらみが私の胸の内を泣かせた

あることで縁を断ち切った私は吹っ切れた

それからである

この曲が気楽に歌えて没頭できるのは

今では、ほとんど唄わない

ほかの歌手の愛唱歌ができたこともあるが

それは、私の人生の好転にいきつく

歌よ !

 心の讃歌よ ! 

助けてくれて 励ましてくれて

ありがとう。

♪  終着駅は始発駅

YouTubeでお聴きください。

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