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歌謡

街路樹の陰で

男歌から 女歌

渥美二郎、本格派の歌手だと

私は尊敬している

あのコブシは正統派の証

私はそのように評価している

女心を絶妙に語りかける

それも弱い女

手を差し伸べたい   助けたい

昭和には良くいましたね

男にすがる哀しい女がそこに

裏道の街路樹の陰で佇む女

どのくらい待っていたのか

肩を落として八幡様を見上げた

目にうっすらと涙をにじませ

歩く歩幅が物憂いげに狭く

振り返り振り返り未練を残す

明日もまた次の日も佇んでいた

男の旅立ちを知らぬげに

渥美二郎が代わりにつぶやく

おんな心の切なさを繰り返す

その夜は雪になった港町

女の姿が途絶えエピローグが

告げられた   讃美歌の歌哀しい。

♪   想い出のひと     渥美二郎

YouTubeでお聴きください。

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