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哀しみ, 歌謡

信ちゃん

信ちゃん 信介しゃん   !

山崎ハコがそう呼んだ時

私は不覚にも涙が流れた

後輩の名前であり

過去にすれ違った乙女達の

叫びでもあったのだ  

身を売られる薄幸の女

捨てないでと叫んだ女が

重なって見えた すまん

港町に無情な歳月が流れて

大分行きのフェリー埠頭が

歳老いて雨に晒されていた

信ちゃん  信介しゃん

記憶の向こうで呼んでいる

戻って来て 捨てないで

五木文学の最高峰 青春の門 

♪  織江の唄 山崎ハコ

作詞:五木寛之

作曲:山崎ハコ

歌唱:山崎ハコ

You Tubeでお聴きください 。

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