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歌謡

はるみの悲歌

江ノ島エレジーと言えば菅原都々子、 私がまだ幼い頃に歳の離れた姉達が 唄っていた 当時は詩の意味合いを知るでもなく 切々と歌うそのメロディに心惹かれ とらわれた 菅原  独特のビブラートに感動さえ おぼえて姉達… もっと読む はるみの悲歌

思い出, 歌謡

君への便り

君への便り 高校時代に田舎の道ですり違った女性がいた 当時、景気の良かった真珠の養殖で働いていた 私と同年代又は少し年上の娘さんたちだった 私のおばあちゃんは其処で働いていましたよ 若い夫婦はそう言って笑顔を返してくれた… もっと読む 君への便り

歌謡

街路樹の陰で

男歌から 女歌 渥美二郎、本格派の歌手だと 私は尊敬している あのコブシは正統派の証 私はそのように評価している 女心を絶妙に語りかける それも弱い女 手を差し伸べたい   助けたい 昭和には良くいましたね 男… もっと読む 街路樹の陰で

歌謡

縁 歌

縁歌 友へ送る縁歌 それは男の絆歌 見知らぬ同士が出会った 奇跡 互いの心が 透けて見える 楽天家の男 だったのに たまに人恋しや 三月 別れ歌 そんな時は 秘蔵の十八番 秋岡秀治 男の酒を ひと唸り 待たせた女が泣いて… もっと読む 縁 歌

歌謡

泣かされて

仕事をしながら歌謡曲を聴くのが癖 うつらうつらとしていたら 切ない男の女歌が眠気を突き動かした 一瞬 あの日の別れに引き戻された 両の目にいっぱいの涙をためた女がいた 男の勝手 男のわがままに 翻弄されて 女は泣いていた… もっと読む 泣かされて

歌謡

麗しの歌よ

あの日聴こえた ♪  アニー・ローリー 別れの余韻に涙した歌よ 別れは永遠の悲しみと思われた   辛い月日を数え木枯らしが鳴いて 小鳥たちが声をひそめた 再びの喜びは帰らぬと諦めた 困難な試練に打ちし… もっと読む 麗しの歌よ

歌謡

東京の空

東京の空   ふるさとの海 東京の空が見たいという 私は故郷の海が見たい 空と海は   永遠のふるさと あどけない少女だった 見知らぬ東京は希望の前に 戸惑いと冷たさに翻弄された 灰色の空 紺碧の海 … もっと読む 東京の空

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