蕾 コブクロ
四国の小さな田舎にも節分の豆まきはやって来た、
母の手作りの豆を握って兄弟で「鬼は外!副は内!」
と庭と座敷に撒いて喜んだ、遠い日の2月3日節分
の日。
両親はとうに亡くなって、兄や姉が後に続いた、
ひとり、ふたりと、黄泉の国へ旅立つ寂しさは家族の
宿命とは云え切なくて辛いことである。
路上で存在を認められたコブクロの歌には、底辺で
彷徨う苦労人の哀愁が有る、
小渕健太郎さんが亡くなられた母上のことを想い
感謝の気持ちで作られた曲だと言われています。
世知辛い世の中だからこそ、国民の共感を得られた
のだと思います。
人は誰にもお母さんがいる、不幸にして亡くなられた
後にも、母を乞うる歌は歌い継がれる。
弁慶の泣き所、私は母にはカラッキシ弱かった、
時に仏壇で手を合わせて問いかける・・・
あなたの子供でよかった、貧乏は罪ではない、卑屈に
為ることが罪なのです。
私に健太郎さんと一字違いの甥 憲太郎・謙太郎がいる。
コブクロの小渕健太郎さんと彼らの姿が重なって見える。
蕾 つぼみ 母の思い出を噛み締めながら心は故郷に
飛ぶ、山肌に雪が積もっているだろうか ?
田舎の子供達も節分の豆まきは出来るだろうか ?
平和な日本でありますように、韓国の平昌オリンピック
が開幕する。
世界の混沌は、子供達の未来を潰す、大人達の英知が
問われる。
母を偲んで、コブクロ 蕾 に耳を傾けて・・・
父母の眠る墓前に、あなたは胸を張れるだろうか ?
素直に感謝の言える人でありたい !?
♪ 涙 こぼしても 汗にまみれた笑顔の中じゃ
誰も気付いてはくれない
だから あなたの涙を僕は知らない ♪
コブクロ 蕾 (つぼみ)
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