妻へ詫びるなみだ坂
苦労かけたなァ 男には強かった奴が 肩を落として悄げていた カウンターでマイクを 片手に声を絞り出す 眼は赤く涙に濡れていた 妻に詫びるなみだ坂 その後ろ姿が泣いていた 絞り出すように震えてた ♪ &nbs… もっと読む 妻へ詫びるなみだ坂
苦労かけたなァ 男には強かった奴が 肩を落として悄げていた カウンターでマイクを 片手に声を絞り出す 眼は赤く涙に濡れていた 妻に詫びるなみだ坂 その後ろ姿が泣いていた 絞り出すように震えてた ♪ &nbs… もっと読む 妻へ詫びるなみだ坂
灯りが欲しい 五木節 いつ聴いてもこの歌は 心にしみる 辛い時代のすがり歌 灯りが欲しかった しがない浪々の身に 縋り付いた厄病神 苦しい時代だった ペダルを漕ぐ足が泣いた 我が子の寝姿愛しくて 歯を食いしば… もっと読む 灯りが欲しい 五木節
実力(歌唱力)の割にあまり目立たないが 私が密かに注目しているのが長保有紀 感情表現ひとつ取っても男心を震わす 美人歌手の多い中でも遜色のない美形 隠れファンの多い実力歌手に育った 時代が長保有紀を待っていたのである ほ… もっと読む 春の雪 裏町酒場
仕事の見通しがついた余裕もあって ハンドルを持つ手が高揚していた ♪ 窓は夜露に 濡れて 都すでに 遠のく &nbs… もっと読む ヒマラヤ杉の 北帰行
男達のカラオケで 必ず誰かが唄う歌がある 惜しまれて亡くなった 箱崎晋一郎の ♪ 抱擁 12月に同級会をしよう 男3人恒例の年中行事 田舎から夫婦でやって来る 友からの電話だった 組織の理事者になった彼の 十八番である … もっと読む 抱擁 ふたたび
途方にくれて泣いた娘がいた あなたの支えが欲しいのよと それがその娘のデビュー曲だった 女は眉を曇らせ立ちすくんでいた なさぬ仲の悲しみに打ち萎れ 切々と訴えて戻らぬ川を見ていた 未練げに女の哀歌を歌うその女 あの時悶え… もっと読む 途方にくれて
水のない川 ♪ 水なし川 憂いを含んだ新人歌手だった 派手やかな世界のはずなのに その顔は悲しみを漂わせていた 伍代夏子 その口から発せられる情歌は 私の想いと重なってしみ込んだ 似た人がいるものと聞き惚れ… もっと読む 水のない川
ウクライナの地にニニ・ロッソ 兵士たちに捧げる蔡送曲 夜空のトランペットが鳴り響く よその国の人ごとだと思うな 武力なき憲法遵守の国が一様に 起こり得る未来図だと思うこと 国のため指導者の独善の為に 引き裂かれたさだめの… もっと読む 蔡送曲
3月のプラットホームの風は 冷たかった 希望と後ろ髪を引かれて発つ せつなさに 耳に届いたのがスコットランド 民謡のうた その時まで知る由もなかった アニー・ローリー 時代のうねりに引き裂かれた 無垢なふたり コロナが忘… もっと読む 忘れじのアニー・ローリー
ひと仕事を終えて静かに静まり返る 公園に涼を求めた 肌寒い程の窓からの風が心地よい ふっとある女性のある場面での言葉を 思いだしていた あなたは大川栄策 ♪さだめ川が似合う 人妻に恋する男の未練 切ないほど… もっと読む さざんか 未練