庶民の哀感をこれでもかと眺めて来た身では 時の総理大臣の奥方のハイレベルの交友関係は 理解できない。 結婚問題ひとつ取っても、世の男女の恋愛沙汰を 分かってもらえる事はあるまい ？ やんごとなきお方様では恋瀬の想い等分か… もっと読む 庶民の哀感 ひばりの佐渡情話

見知らぬ山間の町はずっと昔住んでいた故郷の隣町に似ていた、 小さな八百屋さんに入って出始めのデコポンを三個買い求めた。 人懐こい店のおばあさんが皴だらけの手でつり銭をそっと手渡して くれた。 子供の頃、近所の駄菓子屋に走… もっと読む ひとりで泣くんじゃないよ　　しのぶちゃん

懸案の仕事がようやく終わり、 気の引き締まる作業が終了した。 私は、久しぶりの休息に いろいろな音楽に耳を傾けている 重圧から開放されて開放感に浸っている 日本の歌謡曲　特に演歌に故郷への回帰が在る されど海の向こうの洋… もっと読む 幸せのフレ－ム　　心静めて

日活黄金時代を築いたスターのうちのひとり 小林 旭 彼の歌を聴くと不思議と学生の頃を 思い出す、 彼の活躍と共に私の青春がまさに手を携えて 進行した、華やかな彼と違うのはモテなかった ことである。 片思い、失恋、これでも… もっと読む 青春のまわり道 北帰行

恋しい母さん 男と云うものは幾つになっても母が恋しい 貧乏して苦労した母の後ろ姿を見た者ほど ことさらその思いが強い 「僕にはオヤジの思い出がありません」 小さな兄妹を必死に育てた母の姿しか想い 浮かばないのです 二人の… もっと読む 鈴懸の径 男たちの母恋唄

明日を夢見て都会に憧れた田舎の高校生の耳に素朴で 爽やかな歌声が聴こえて来た、 沖縄の女の子だってよ ？ 可愛いい娘だね！ 名前、何て子だい ？ 仲宗根美樹って、云うんだってよ ！ 日本のあちこちの町で一躍噂に上がった女… もっと読む わくらばを・・・ 川は流れる

杉良太郎 股旅物の舞台をやらせたら右に出る者はいない日本を代表する役者、 法務省特別矯正監 外務省日本ベトナム特別大使 ベトナム社会主義共和国ベトナム日本特別大使などの肩書を持つ。 男の色気と人情話の侠客姿は、舞台の客席… もっと読む 冬牡丹　 男の切なさ　 あの人は今

華原 朋美という女性歌手がいる、 小室哲哉の申し子として一時期一世を風靡した、 現在、カムバックして各方面で活躍している。 当初は小室サウンドそのものを否定していた私だったが、 ファ－ミリ－の歌手達をそれぞれテレビで見る… もっと読む 夢やぶれて　 再生　 明日への道

その人の死を嘆くように冷たい雨がウインドガラスを叩く、 出勤ラッシュが終わったその時間は車の通りも少なくなり 雨雲が低く垂れ下がっていた。 葬祭場は身内と親しい人々だけで去りゆく人を見送っていた、 私は、ほんの手違いで1… もっと読む ユー・レイズ・ミー・アップ　　ケルティック・ウーマン LOVE

旅先で悲しい女の話を聞いた、 将来を誓った恋人が交通事故で短い命を散らした。 残された彼女に身内は居ない、 幼くして両親を亡く苦労の末掴みかけた幸せだった。 慟哭は昼夜違わず続いた、 食べ物も喉を通らず、泣き明かした心は… もっと読む メリージェーン 再びの別れ 慟哭