大きな頼まれもの (広い土地) を紹介したばかり、
後は返事を待つばかり。
難しい手続き案件の調査も終わった。
そういうところで・・・
今夜は、一息入れて、私が最も欲する女性演歌を
聴くことにする。
美空ひばりの哀愁出船 聴いてみようか ?
デッキには見送られる新婚のカップルが数組いた、
その足元の桟橋の袂で、想いが通じず悲恋に泣く
友が居た、恋焦がれた女性が別の男の妻になる !
その新婚旅行への見送りの中で、彼だけが悲しみの
悲嘆にくれていた。
ただ、私は黙って友の傍に並んで立っていた。
♪ 哀愁出船 は そんな男女の絆に絡まっていた。
作詞 菅野小穂子
作曲 遠藤 実
歌 永井裕子
♪ そうよいつかは 判ってくれる
せめて儚い 空だのみ
別れおしんで 哀愁出船
涙堪えて みる潮路
男歌を唄うかと思うと女の悲しい情念の歌を唄う、
今宵は、永井裕子に身を預けてみよう ?
♪ 哀愁出船 永井裕子
あの日、泣いた友、黙って傍に立っていた私、万感の想いは、男の切なさを
現して余りあった。
歳月は、粋な計らいで幸せを運んでくれた、その友はふるさとの長老として
愛妻の元、日々を育んでいる。
♪ 哀愁出船 島津亜矢
今時の女性歌手の中で、この島津亜矢の歌唱力は群を抜いていると思う、
女心、情感の表現は他の追従を許さない見事なものです。
チェロという楽器を見ることがあってもそれほど注目することはありません
でしたが、この哀愁出船の録画で島津亜矢の後ろでチェロを弾く岩永知樹氏の
演奏を聴いてチェロの素晴らしさを再確認いたしました。
すばらしい音色の楽器ですね !
男女の仲は、いつの世も切なくてやるせない !?