男達の挽歌 侠達の絆 北へ帰ろう
「北へ帰ろう・・・ youtubeで聴きました。」
「Ｓ先生、女も切ないものですよ。」

私がいつもお世話になって何かとお手間を取らせている
Ａ先生の秘蔵っ子 Ｂ先生からの返信だった。

仕事の連絡、打ち合わせの合間に、緊張感をほぐしてあげる
為に、冗談のメールを入れる、

それを見事にパフォーマンスで返す心の豊かさは、Ａ先生と
共にご主人の暖かい性格に影響されている、勿論 本人の
持って生まれた優しさにあるのは言うまでもない。

徳久広司 作詞、作曲の♪ 北へ帰ろうは 
テレビドラマの寺内貫太郎一家2の挿入歌でもありました。

作曲者 本人 歌手の小林 旭の歌で引き込まれた私でしたが
人生経験をする内に素人さんの♪北へ帰ろうのやさしい唄い
回しに感動する様になりました。

袖擦りあった野郎ども、男の友情に涙した男達、超えては
ならない垣根の内と外で見交わした侠達の胸の内、

晩秋のそぼ降る雨にあの日を振り返っている。

昨日、かの日ギターを弾いて ♪ 俺と影法師を 熱唱した弟を
見舞った、痩せた身体で喜んで迎えてくれた。

好き勝手に生きて来た弟だったが良き妻に恵まれた、その妻は
兄弟二人の語り合いを静かに見守っていた。

男とは、男の兄弟とは、かくも切ないものなのか ？

涙滲む その向こうに、野山を駆け巡った幼き日の故郷があった。

素人さんの ♪ 北へ帰ろう 聴いてみて下さい。
もう、みなさん一流歌手の仲間入りです。

北へ帰ろう

そんなに泣かせてどうするの　？
むげに捨てた女が愛しくなるじゃないか　？

木枯らしの吹いていた冬の港町
肩を落として泣いたおんな　！

男の胸がうずく・・・