春の夜長、あの寒さが何処に向かったのか、暖かい陽射しに恵まれて
桜の花びらがきれいに咲き誇っています、
ただ花の命は短くて無情の雨がその木々を洗い流すように落ちてきた、
まだ、このままで居さして下さい、哀願する、しがみ付く桜の花びらを、
雨と風がアスファルトの路へとたたきつける、踏みつけられ足蹴にされても
文句を言わず季節の別れを伝えてくれる。
桜 身近な命の桜
私はこの可憐な花びらに接すると、恋に敗れ 恋に傷ついた娘 中森明菜を
思い出して仕方がない、掛ける言葉もない 見守るしか励ますことが出来ない。
男気の有る松山千春が作った (作詞・作曲) 歌だけに値打ちがある !
よくぞ!作ってくれました松山千春 彼のこの曲ほど 明菜に似合う歌はない。
男運が弱いと言われ、男に尽くす悲しい女、その淋しそうな気弱な視線と
キットした切ない恋心を垣間見せる耐える女 そんな微妙な女心を漂わす明菜
昔、ちいさな裏通りを雨に打たれて彷徨った乙女が居た
好きな男に騙されて、声をかけてきた男は遊び人 男運のない女だった
マスタ-、その目から大粒の涙が膝に落ちて、嗚咽したあけみちゃん !
掛ける言葉もなく黙ってお絞りを出した、女って 男に恋する女は 何故に ?
明菜の歌を聴くと あの日の 乙女を思い出す
「辛かったね! 幸せ掴んだかい ?」
中森明菜の淋しげな横顔が あの日の あけみに重なる 「切なかったね!」
♪ 中森明菜 – 恋 (SONGS PREMIUM BS hi 2009.12.18)
作詞:松山千春
作曲:松山千春
歌手:松山千春
♪ 愛することに疲れたみたい
嫌いになったわけじゃない
部屋の灯りはつけて行くわ
鍵はいつものゲタ箱の中
きっとあなたはいつものことと
笑いとばすにちがいない
だけど今度は本気みたい
あなたの顔もちらつかないわ
男はいつも 待たせるだけで
女はいつも 待ちくたびれて
それでもいいとなぐさめていた
それでも恋は恋 ♪