竹田の子守唄 心に響く歌である、
私の竹馬の友の妻が亡くなった
仲良し夫婦
外国航路の船乗りさんの留守家庭を支えた
糟糠の妻だった
妻は主人のいない留守家庭を明るく守った
健気な女性だった
主人の友に 必ず笑顔を見せて労った
優しく明るい人柄は男の値打ちを引き立てた
その友にも
幼き日の思い出が有った
山本潤子が唄う 竹田の子守唄
妻の面影の中に
童心の初恋が有った 九州旅行に 再会
睦まじくも 男女は 笑顔で別れた
阿蘇山が 静かに地鳴りを 響かせた
竹田地方に その人の姿はある
竹田の子守唄 泣かせて止まぬ。