敬老の日、
あるお宅へ慶事のお祝に出向く前のひと時、
懐かしい童謡・唱歌を聴いている。
浜辺の歌
幼い頃に、何かの映画で歌われていた主題歌
それがどんな映画で誰が出演していたものか
ちょっと思い出せないが、
歌は人々の脳裏にその時の思い出として記憶
されて、日々折々の日常の生活に提唱する。
貧しいながらも将来に希望を見出していた
田舎の少年少女達の明日へ向かう光だった。
穏やかな海、どこまでも続く青空、たくましい
大地、リアス式海岸に僅かに広がる砂浜
どこの浜辺にもどんな人々にも思い出があった。
疲れた生活の中に、人間関係のしがらみに
ふっと振り返る子供の頃
童謡はそんなあなたを勇気付けてくれる。
白い綿雲が、流れる千切れ雲が、壮大な入道雲が
泣きながら歩くあの時の 私達を慰めてくれた。
♪ 浜辺の歌
いじめられっ子だった孤独に沈む友が
遥か昔の同級会で、アカペラで唄った
その目には、うっすらと涙が滲んでいた。
浜辺の歌 ダ・カーポ
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