大きな男が恥ずかしそうにマイクを握った
ラブロマンのデュエット曲かと想像したが
なんと北島三郎の北の漁場ではないか
歌声が流れるほどに納得した うまいなあ
情感のこもった海の男がそこに立っていた
私の北へ帰ろうが思わず南に進路を変えた
我が沖合の海は静かに横たわる温暖な海
北の漁場は想像すらできない荒海真っ只中
男は遠くを見ていた 心の故郷を追っていた
北の漁場 彼の歩む道程を私は想像していた
その大黒柱は今荒海を組織という名の怒涛
に変えて格闘している そう無理するなよ
ひと息つけよ 男歌
口には出せぬ男の契り 言葉を添えたい男歌
いつか聴かせてくれよ北の漁場 北の荒海
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