アメリカ映画 西部劇スタ- ジョン・ウェイン
フォックス撮影所でアルバイト中にジョン・フォード監督と出会う、30年 「ビッグ・トレイル」の主
役に抜擢され、芸名をデューク・モリソンよりジョン・ウェインに改名。
39年フォード監督の「駅馬車」に出演して人気を不動のものとする、以後西部劇の人気スターと
して活躍する傍ら、製作者としても活動、60年代に入ってからガンに侵され病魔と戦いながら
も出演を続ける、69年「勇気ある追跡」にて念願のアカデミー主演男優賞を受賞、その後も引き
続き活躍するが、76年事実上の引退。
結婚は3回、長男のマイケルは映画プロデューサーとして父の作品に名を連ねる、パトリック、ジ
ョン・イーサンの2人は俳優になる、度重なる手術をした後、周りの反対にあったがアカデミー作
品賞のプレゼンターとして授賞式に参加しその2ヶ月後6月11日にファンに惜しまれながら亡
くなった、墓標に 「彼は醜く 強く 誇り高い男だった」 と標されている。
アメリカ西部劇最高のスタ-であったと確信する、特に私が感銘するのは、
暗い内容の映画であっても、彼がいるだけで、明るくたくましく身を任せることのできる
包容力の在る主人公であったことである。
大らかな格闘シ-ン、力強いガンマン、はにかんだ笑顔 ・・・
数多い作品の中で、 荒野を疾走する駅馬車での軽業し騎兵隊 ??
初期のスタ-登竜門になった ジョン・フォ-ド監督作品
「駅馬車」 が忘れられない。
偉大な西部劇俳優 ジョン・ウェインに 拍手を送りたい。