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歌謡

面影 麗しのハワイアン

爽やかな歌声を聴かせてくれたハワイアン歌手の三島敏夫さんが
お亡くなりになられた。

バッキー白方や和田弘の元で頭角を現した三島敏夫さん、
ハワイアン歌手らしく爽やかな歌声だった、

重い演歌の後に聴く唄声は、心を休めるに十分だった。

1943年予科練に入隊、1945年特別攻撃隊の一員に選ばれるが、
出撃前に敗戦となったため一命を取りとめる。

復員後、明治大学に入学して学生バンドを組み、1948年寺部頼幸と
ココナッツ・アイランダースで歌手デビュー。

その後、バッキー白片とアロハハワイアンズ、和田弘とマヒナスターズ
等でボーカルとして舞台に立つ、ソロでも「面影」 「まつの木小唄」を
ヒットさせ、ゴールデンヒット賞を受賞。

1997年デビュー50周年を迎え、ディナーショーを開いた。
2014年8月17日京都の病院で低酸素血症により死去。

ハワイアン歌手らしく爽やかな唄声だった、
世界を夢み、都会に憧れた青年たちの希望の星でもあった。

その三島敏夫さんは、南海に散った特攻隊員の後を追うように、
数十年の歳月を経て天に召された。

謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

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