悲しみを歌に託して
・・・
あれから13年の月日が過ぎた
その女性は言葉を選びながら
絶え絶えにU先生とつぶやいて
私にすがる哀しい女性でした
少しの幸せにさえ嬉しいと言って
電話口で泣いた古風な女性でした
東京ロマンチカ君は心の妻だから
大好きよと言って声を震わせた
私はその年のクリスマスの少し後
彼女のリクエストに答えてマイクを
握った ♪ 君は心の妻だから
カラオケルームは男達の熱気に溢れ
Uの目から涙が落ちた強く生きてよ
♪ 君は心の妻だから
作詞: なかにし礼
作曲:鶴岡雅義
歌 :新二郎
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