あなたの歌が聴きたくて
あなたの歌が聴きたくて 辛い恋だった 忘れられない過去だった。 あなたの笑顔を見たくて 振り払っても 追いかけてくる恋だった。 忘れられない町だった フェリー埠頭が 追いすがって泣いていた。 ♪ 北へ帰ろう(徳久広司)… もっと読む あなたの歌が聴きたくて
あなたの歌が聴きたくて 辛い恋だった 忘れられない過去だった。 あなたの笑顔を見たくて 振り払っても 追いかけてくる恋だった。 忘れられない町だった フェリー埠頭が 追いすがって泣いていた。 ♪ 北へ帰ろう(徳久広司)… もっと読む あなたの歌が聴きたくて
男たちの北へ帰ろう 男たちの唄う 北へ帰ろう 何度泣かされたことだろう 時には女を追い故郷を偲ぶ それにしても皆うまい ひとりひとりの唄う北へは 感情が籠って涙が止まらない 八幡様の境内に流れて来た 木村 好夫… もっと読む 男たちの北へ帰ろう
途方にくれて 緩やかなコンクリート舗装のずらし (海岸道路から幅員2m余りの坂道)を 下ると石ころ混じりの砂浜に降りる その子は泣きべそをかいて佇んでいた 一歩踏み入れた砂浜に続く穏やかな海は 穏やかに凪いでいた 数人… もっと読む 途方にくれて
私の埴生の宿は ビルマの竪琴 その映画は私を 虜にした 戦友の呼びかけにも 応じず彼はビルマに 残った 子供心に何たるかを 悟った私は 戦争の酷さを知った 戦地からおじちゃんが 帰って来た 規律正しい敬礼だった だから… もっと読む 私の埴生の宿
オヤジの酒 無口なオヤジさんだった 何かあると足が向く 胸の内を察して 無言でコップ酒を出す のれんをちょいと手で払い 雨になるからもうお帰り 女と別れた時には 目を潤ませて 温めの燗を出した 船着場の桟橋のたもと … もっと読む オヤジの酒
故郷帰り たまに故郷を偲ぶ時 バタやん、田端義夫の 浜千鳥を聴く 幼い頃の母の眼差し 慈愛に満ちた温もりに 目尻に熱いものが 伝わる 想い出の母は 何故か泣いていた ようやくこの歳になって 涙した母の想いが 我が胸にとど… もっと読む ふるさと帰り
別れ桟橋 死ぬほど好きで惚れ抜いた女が 目の前から消えてゆく その横に見知らぬ男が寄り添って 辛い別れの桟橋だった 若さと勇気がないばかりに、ああ 幸福の鳥が手元から飛び立った そんな友を横にして私は涙した 友の恋が儚く… もっと読む 別れ桟橋
初恋の通り道 幼い2人が初めて手を組んだ 小学二年生の学芸会 初めて手を触れた女の子 初恋の芽生えだった 優等生と劣等生の隔たりは 九州で終止符を打った 和田青児の ♪ 忘れ風鈴が 淡い初恋を引き寄せた&nb… もっと読む 初恋の通り道 風鈴
別れ道 秋岡秀治のふたり道を聴くと あの夜の女の嗚咽が蘇る 大粒の涙を流した女の嘆き 今になって胸を打つ ごめんよ ! 遅すぎた春に身を責められる あの日が戻るなら 帰るなら 女の嬉し涙に変わるものを ふたり… もっと読む 別れ道
そぼ降る雨の新川橋を肩をすぼめて歩いたお前 古びた小さなアパートは辛い思い出ばかり いつになったら幸せが届くのやらと泣いていた あの昭和がせめてもう少し辛抱しろと言ったよな 健気に耐えたお前の肩は小刻みに震えて泣いていた… もっと読む 肩をすぼめた新川橋