童心に返って お正月
軍国時代の重苦しい日本の国に有っても田舎のあちこちでは
素朴な庶民の生活が営まれていた。
私達が知らない時代背景の中で人々は明日を夢見て頑張っていた。
世界情勢の悪化と共に日本に戦雲が広がっていく。
都市が空襲で破壊され、広島、長崎にはオゾマシイ原爆が投下された。
日本全体が焦土と化し国民はどん底の生活を強いられることになった。
復興の槌音の傍らで庶民のひと時の癒しが歌として広まって行った。
私が記憶する、
並木路子の ♪ りんごの唄
美空ひばり ♪ 悲しき口笛 ♪ 越後獅子の唄 等。
それとは別に童謡 子供の唄がたくさんあった。
世知辛い世の中、外国との摩擦、戦争への足音。
日本の国を愛し、その国土を慈しむ想いは、日本人であれば同じである。
四季の愛でたさ、織り成す山河への愛着は、けして消してはならない。
青空の広がる 寒気の吹き込む この正月は 平和の証に包まれている。
優しさの中に、強い意志を持った日本の国でありたい。
日本を他国に蹂躙される国にしてはならない、
平和は、黙って、ひとりでに保つことは出来ない。
友好国との協調、そう同盟の元、結ばれるべきなのである。
子供達の泣き顔を見ては成らない、けして泣かすことが有ってはならない。
大人の責任は、恒久的に日本を平和国家として次代につなぐ事なのである。
お正月の ほっと一息ついた 今 あの子供の頃を思い出して・・・
♪ わらべうた かぞえうた (お正月の歌)を聴きたいと思った。
ふるさとの友は 元気だろうか・・・ あの人は 笑顔が有るだろうか ?
わらべうた かぞえうた (お正月の歌)
四日市 童謡愛好会
ふるさとは遠くにありて想うもの
子供たちの笑顔が絶えませんように、
それを守るのが大人の務めなのです。