「今年1番の寒さだね !」
土手沿いの道は両端更に法面も真っ白な霜に覆われていた、
手袋しているのに指全体が痛い! こんな事始めてである。
しかし、空を見上げた私は、思わず笑みがこぼれた、
今度は、真っ青な空が天空一杯に広がっていたのである。
( 今日は、良い天気になるぞ ? )
河川の中州の流れがさざ波と清らかなプルーを見せていた。
小鳥たちの歓喜の鳴き声か近づいて来る、冷気の中の暖気?
待ち遠しい春なれど、その片鱗が心を暖かくする。
文部省唱歌 春の小川
女先生のピアノでみんな並んで歌った田舎の学校、
そこから見えるみかんの樹の茂った裏山と西に広がる海原、
一年生 48名の 旅立ちは素朴な四国の片田舎から始まった!
先生のタクト
当時としては大柄なK先生は慈愛に満ちた女先生だった、
女友達、Tちゃんの叔母さんにあたる。
「Sくん !」優しく声をかけてもらう女の先生だった !
そのせいか、私はピアノの調べには、事のほか思い入れが
強い、初恋のUちゃんもピアノが得意になって老人ホ-ム
等へ慰問に回っていると聞く。
昔の日本は良かった、みんなが力を合わせて復興に汗を
流しましたね。
人情が薄れて、個人の仕合わせが疎んじられた結果社会から
潤いが消えて行きました。
取り戻したい昔の日本、年長者を尊ぶ道徳教育、この礼節
から日本の再生は始まる。
みんなで童謡を唄おう、懐かしき哉文部省唱歌。
春の小川
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