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歌謡

明日の幸せ  浮草ぐらし

浮草ぐらし
どんなに初々しかったアイドル達でも
歳月には逆らえない

しかし、その人の心のゆえか
大きな隔たりが目に付くようになる

老醜と呼ぶには哀れすぎて
可愛いねと呼ばれる女性になりたい

自然の流れに順応する 気高き人に
それが 究極の女の道ではないかと

為さぬ仲の恋 幾筋の涙が通り過ぎた

まだうら若き少女が 歌謡の道に足を
踏み入れた

同年代の男が見ても ハチキンさんに
見えて 心ならずも軽視した

歌の世界は 紆余曲折
新人歌手が顔を出し そして幕間に消えた

私の青春に

光芒きらめいてはしぼみ また花開いた
ひとりの女性歌手がいる

都はるみ
年齢の近い乙女から 並んで歳月を迎えた

舞台に立つその人は 人生の影を袖にして
精一杯 演歌を唄う

良い形で年を重ねた 昭和の歌姫
その舞台上の顔は観る者には神々しくさえ
見える

都はるみ      浮草ぐらし

 

幸せな明日を     与えてあげたい     ⁉️

 

 

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