昭和が輝いていた頃、日本経済が上昇していた時代、
東京の銀座は全国民の憧れの街だった、
特に歌謡曲及び銀幕の世界で注目を浴び始めた。
春日八郎、三橋美智也の高音歌手が全盛の時代に
低音の魅力、フランク永井の♪有楽町で逢いましょう
三船 浩の男のブルース等が脚光を浴びて来た。
甘い低音の魅力、フランク永井には女性たちが痺れ
一味違う三船には、男たちが想いを寄せた。
脚光を浴びる関係で、フランクの歌をよく歌ったが、
ひとりになると三船の♪サワーグラスの哀愁、♪男の
ブルースを唄う私がいた。
特に三船の歌は、男心をこれでもかと訴えて共感した
ものである、
現在の歌謡曲は、日本語の基本からハズレまくった歌が
主流になってしまったが、やはりじっくり聴くには正当
な文章体の歌詞に立ち帰る。それを求める私がいる。
♪ 男のブルース 三船 浩
作詞 藤間哲郎
作曲 山口俊郎