想い出の筏流し
遠い はるか遠い日の 思い出
高橋元太郎と言えば、テレビ時代劇「水戸黄門」の「うっかり八兵衛」役でお馴染みの
俳優ですが、1960年代に活躍して現在は解散の日本の男性アイドルコーラスグループ、
スリーファンキーズのメンバ-のひとりでもありました。
きれいな高音はメンバ-の中でも抜きん出ていた。
今をときめくジャニーズ事務所も かっては小さな事務所だったが、スリーファンキーズが
若い女性達から絶大な人気を集めていた事に影響を受けて、ジャニー喜多川が少年野球
チームから選抜した4人の少年で結成したグループだった。
この高橋元太郎の 「筏流し」 は知る人ぞ知る名曲として現在に至るも多くのファンに愛され
親しまれている。私など青春の筋目に胸を打たれた歌だった。
経験を積んだ、うっかり八兵衛さんの「筏流し」と昔の若い頃の「筏流し」を聴き比べて
みるのも味わいがあっていいものです。
語り継がれたい、歌い継がれたい名曲だと思います。
想い出は季節を跨いで蘇える、あの雲に託して、あの伝承鳩に委ねて伝えた思い
人の想いは千差万別、若い日の夢が霞みの中に浮かんで消えた、人の人生は様々に宙を舞う。
八兵衛さん、元太郎さん、この歌で泣いて この歌で励まされた人間がいる、
歌は、ひとの心を奪い立たせて、そして大きく成長させた。
「マイ・ウェイ」が 流れてきた・・・
「筏流し」高橋元太郎