昭和の香り あの優しさに触れて見たい
激動の平成の御代になってしまったな、
世界は、世界情勢は、
予測出来ない、困難な事態になってしまった。
この頃、ふっと思う、セピア色の昭和が懐かしい、
昭和天皇の皇室は、荘厳の中に落ち着きがあった、
国民等しく敬う存在だったのである。
今は、様々な思惑で国民の信頼が損なわれている、
悲しむべき事態に心が重い。
私たちの青春には、ピカッと輝くスター達がいた、
その男達の側で、その脇で、男達に活力を与える
女達がいた、
時に楚々と泣き、別れの悲しみに悶えたか弱き女達、
追憶の彼方からそんな女達を呼び戻して見たい。
昭和の香り、昭和の残像にしては余りに勿体無い、
淑女達である、
「いかないで !」
彼女たちの口から出る言葉は何故か男にすがる香りが
漂う、
男はつらいよの寅さんと掛け合いが絶妙だった
りり-の浅丘ルリ子、
しかし、日活青春映画に出るルリ子は清純そのもので
可愛かった、
彼女のセリフは他の追従を許さなかった、
抱きしめて守ってやりたい、
男達は皆そう思ったに違いない、
私はりり-の一途で、尚あっけらかんとしたルリ子
と地獄花のルリ子が重なってならない。
そのセリフが・・・胸に届く
私には、浅丘ルリ子 歳上の彼女に理想の女性像を
追っていた、我が青春は 日活映画だった。
昭和よ! もう一度 姿を見せてくれ。
(カバー曲のセリフの女性のみなさん感情がこもって
上手いですね、私はそれを聞くのが楽しみです)
♪ 地獄花 こやすなほみ
作詞:萩原四朗
作曲:上原賢六
こやすなほみ
独特の歌唱法は師事する作曲家にも恵まれて
大輪の花を咲かすものと見ています
今は、先輩歌手の歌を見習って頑張ってほしい
いつか実る時が来る きっと