別れは、長年苦労を共にした夫婦にもやって来る、
子供が小さい時の死別ほどつらいことはないが
人生の後半に差し掛かった場合は辛くても諦めなければ
ならない。
死別とは別に熟年離婚で別れることもあるが、その心中は
それぞれの歴史があるから軽率に論評はできない。
夫を亡くして一年が来る、
身近に子や孫が居て何かと気遣いをしてくれるというのを
聞くと恵まれている方だなと奥さんの為に思う。
仏壇に語りかけたらどうですか、胸の内を正直に吐きだして
日々の事等主人の写真に伝えれば気持ちも軽くなると思います。
それが写真を見るといろいろ思い出して涙が溢れて仕様がない
と言われる、と云うことはそれ程、旦那の魅力が有ったという
ことである。
力強い男で包容力の勝った男だったが女性には優しい男だった、
ここまで妻に焦がれる男は男冥利に尽きるということでもある。
私が若い頃、始めて人前で唄ったのが、スナックでマイクを握った
のが、北島三郎の♪ 終着駅は始発駅 だった。
これしか唄えなくて、店を経営していた弟からは「また、それかよ
たまには別の歌を唄ったら・・・?」と笑われたものである。
私の苦闘時代に重なって、我が身の事かと思うほど感情移入の歌
だったのである、これが演歌を人前で唄うキッカケになった。
終着駅は始発駅 北島三郎 Hayasaka ♪
作詞 :佐東たどる
作曲 :中村千里
補作詞:星野哲郎
歌手 :北島三郎
♪ 背なかを合わせて あばよと言えば
おまえの震えが 伝わるぜ
死ぬほど惚れて 死ぬほど泣いた
・・・
千葉の友と沖縄のおねえさんへ
唄って聴かせてあげたい、北島演歌である。