世の中が騒がしい、人間同士の触れあいが少なくなった、

すべて損得での打算！ 損か得かで人間関係が動く ？
現代人の侘しさがここにある、何で憂さを晴らすのだろう？

私達の若い頃は安酒と限られたビール、それでも粋に感じて
手を取り合った、安月給のアパート暮し、でも夢があったね。

ある会社を経営していた私の従兄があるお茶屋へつれて行って
くれたことがある、私が二十歳の時でした。

そこで迎えてくれたお姉さん、気品のある女性でした、
今思うと、女将さんか女給さんだったのか憂いのある人でした。

コブシを利かせた正調歌謡の春日八郎の歌は、あの時見た
女性の隠れた本音を見るようで何故か思い出す。

居酒屋は、女たちの涙を袖に笑顔を見せた　！

春日八郎には心に響く名曲がたくさんある、

♪ お富みさん ♪ 別れの一本杉 これら名曲に隠れて胸打つ
歌が幾つもある、

♪　居酒屋も　その中の　ひとつ　
　　　あの橋の袂で　女が三つ指ついた　！？

♪ 居酒屋 春日八郎
　　作詞: 横井 弘
　　作曲: 鎌田俊与

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