夏祭り
相乗り単車、黒髪なびかせて
役所から待望の連絡が入った、先方の都合を考慮して落ち着いた午後
出向くことにした。
PM3:30 電車の高架を時速45キロ走行、当然後続の車列が
痺れを切らして追い抜き追い越す !
私の右横を若い男女ふたり乗りバイクが黒髪なびかせて追い越した
ゆうに50キロ以上・・・?
後ろのお嬢さん、振り返ってサングラス越しににっこり笑って会釈 ?
「おじさんゆっくりも良いけど、もう少しスピ-ド上げた方が安全よ!」
そう言っているように感じました、ハイ!
その少し後、
今度は左側車線を赤い郵便配達員さんがすっとお抜きに為られた、更に
普通車が追い越していく、
その時、カ-ラジオから流れてきたのがドラムの響きに載って♪ 夏祭り
わお ! 港町の8月15日 港の花火大会を思い出した。
新町は、周辺の村落から家族連れが大勢押しかけて更に町の人達が夕涼み
を兼ねて繰り出してくる、車で押し寄せる人 人 人 浴衣を着て彼氏と
並ぶ乙女の横顔は幸せ感に輝いていた。
玉や! 鍵や! 連続打ちあがる 打ち上げ花火、子供達の幼い心にその
想い出は消えることはない。
出会いの二人の陰で、別れの涙が流れる港町の花火大会 !
ここにも胸焦がした男の打ち上げ花火があった、 あれは数十年前の8月、
カ-ラジオのドラムが、男の焦燥感に呼応して乱舞する !?
♪ Whiteberry 夏祭り
作詞 破矢ジンタ
作曲 破矢ジンタ
♪ 君がいた夏は
遠い夢の中
空に消えてった
打ち上げ花火
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