美空ひばりの♪ みだれ髪 は大人の女が唄った本物の歌、
その気品のある星野哲郎の歌詞が輝きを増す、
船村演歌の最高傑作名曲だと思う。
塩屋崎の歌碑は、福島県民だけでなく全国民の魂を揺さぶる
後世に残る名曲だと思います。
大人の情感、もう美空ひばりのような歌手は現れないでしょう、
日本の演歌が衰退しないかと恐れるほど彼女の魂の叫びは後世
に残る、永遠に胸に訴えてくる。
生活苦に耐える女性達、男女の深情けに呻吟するか弱気乙女、
あの昭和の時代にこそ、このみだれ髪の女達がいた。
白波の立つシ-サイド公園沖 その恋人岬に願いを掛けた恋人
同士の恋は、果たして実っただろうか ?
我が身の不徳を振り返りながら、幾多の女性達の涙の意味を
追ってみた。
美空ひばり みだれ髪
♪ 髪のみだれに手をやれば
紅い蹴出が風に舞う
憎や恋しや塩屋の岬
投げて届かぬ想いの糸が
胸にからんで涙を絞る
作詞:星野哲郎
作曲:船村 徹
歌手:美空ひばり
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