徳久 広司と云う作曲家がいる、当然歌謡曲、演歌ファンにはご存知の
名作曲家である。
私はこの先生がまだ売り出したばかりの歌手の時代から注目していたが、
その理由は分からないまま作曲家に転向したことを知る。
有名なテレビドラマ、1975年 寺内貫太郎一家2 挿入歌の
♪ 北へ帰ろう
この歌に身が立ちすくんだ、男の哀愁を見事に現していた歌だった。
それから、私は徳久広司の非凡を見抜き更に素晴らしい歌の誕生を夢
見た、
そのご、ロック、ポピュラ-と好みは多方面に及んできたが、遠藤
船村演歌の後に続く歌謡史に記憶される作曲家になると確信している。
男って者は、どんなに粋がって見ても弱い者さね、女と違って過去を
美化する純真を持ち合わせ、泣かせた女の身を思うものなのです。
情と云う面では、女は男の足元にも及びません、
前はしかっと見るが後ろは振り返らない女の性に比べて、愚直にも
後ろを振り返る男の涙に、男の値打ちが偲ばれている。
今宵、あることで偶然に、その徳久広司先生の演歌に出会いました、
「いいなぁ!」先般、友情の発露に胸高鳴らせたばかりの私は、しばし
耳傾けて聞き惚れていました、ご紹介したいと思います。
今宵、紹介する milkye 326 さんの唄 うまいですね !
徳久演歌には最適じゃないでしょうか、これからも聴かせて
欲しいものですね、見事な情感です。
たびうた milkye 326 (オリジナル 徳久広司 小林旭)
作詞:吉田 旺
作曲:徳久広司
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