音楽は、聴く人の置かれた環境とその時の感情で左右される。
楽しい時に聴く曲も悲しみに暮れている時には別の形で心に入る。
その逆も有る得ることである。
今宵は気心のあった友と忘年会で盛り上がったが、別のところで
気がかりな事態が起きている(予想) こともあって今ひとつ胸の
つかえが取れない、家に帰ってビージーズのマサチューセッツを
聴く。
マサチューセッツは、ビージーズが1967年に発表した曲である。
メインボーカルのロビン・ギブ、後にコンサートでの主要曲となる。
日本の歌謡曲は傷んだ心を癒してくれるが洋楽は又別の意味で助けて
くれる、音楽は万国共通とは云え、洋楽の持つ懐の深さは、気分転換
には最高である。
若い頃の私はいわば食わず嫌い、ビ-トルズのレット・イット・ビ-
で音楽オンチから脱出できたのである。
「言葉が分からないから外国の歌は嫌いよ」と、特にお年寄りから聞く
事があるが、言葉が分からなくても、そのメロディ-はすんなりと入る
ものである、因みに洋楽NO!だった私さえ虜になった程である。
ビージーズ BEE GEES – マサチューセッツ MASSACHUSETTS (LIVE 1989)
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