私たちの年代で歌謡曲と云えば悲恋ものに行き着く、楽しい愉快な歌はあまり見かけない、何故だろう ?
大衆の共感を得るにはエレジー哀歌がツボにハマるのだろうね ! 本当は明るいテンポものが良いに決まっているが ! 聴衆に訴えるのには悲しみにこそ心を引きつけるものがあるようで ある。
古賀政男先生は別格として、船村徹 遠藤実 両巨匠の演歌は日本がある限り絶えることなく続くだろう。
現代は世界各地から素晴らしい洋盤が流入する、そして若い作曲家達が日本流にアレンジして見事な曲を作りあげる、和洋折衷、新しい音楽の誕生である。
新しい作詞作曲家の出現は即ち若手新人歌手の登場てもある、私などが想像できない曲想の新しい歌が次々と出て来る昨今の傾向はたまらなく嬉しくて夢を見させてくれる。
穏やかな時は知らぬ間に鼻歌が、嬉しい時は気合の入る男歌、そう演歌だね、おっとロックもかましているよ !
男だって沈む時もあるさ、そんな時は百花楼蘭女性演歌歌手の揃い踏み、悲しい別れ歌 !
もしもこの世に歌がなかったら、無味乾燥砂漠に打ち捨てられた旅人、バカなそんな人こそ歌がいる、要るんだよ !
人間って不思議な生き物、あれほど教会の建物、讃美歌を嫌った青春だったのに、失恋をし、仕事に失敗して、人の情けを知ると、変わるんだね、愛の歌に嵌る自分がいる。
歌は悲しみを和らげ、歓びを盛り上げる、哀歌を希望の歌に変えてくれる !
ギター一筋バカ覚え、それがピアノ、トランペット、ドラム、バイオリン、ビオラ、サキソフォン、etc だってさ ?
サブちゃんの ♪ 喧嘩辰 聴いてくれる ! ♫ あばよ東京 も一度聴いてよ ! 我が青春を恋うる歌、 東京を偲んだ歌 !
それともひばりちゃんの ♪ 悲しい酒 または河島英五の ♪ 酒と泪と男と女 かな !?