中森明菜の恋
愛、全ての者へ、大きな世界
恋、君と僕、2人だけの想い
人類がこの世にある限り、誰かを想う
普遍の愛、切ない恋
東京はボタン雪
少し寒そうな声が聞こえてきた
東京の雪は、歩く人が転びそう
田舎の雪は、たくましく、元気な雪
強風に泣く窓ガラスが、あの娘の
乱れ髪を映していた
中森明菜が、俯いて、唄っていた
松山千春の、恋
軽やかな千春節が
明菜の、切ない歌に変わる
その目が、その口元が、過ぎ去りし
あの日に、想いを寄せる
明菜の恋は、どんな恋
泣き濡れて、胸かきむしられる帰らぬ
恋
女の情念が、諦めの嘆きに聴こえた
恋、再びの恋、明菜にこそ、あれば
いい
うまいな
切ないね
明菜の目が、訴えていた
あんな、くるしみは、もう、 いい !
中森明菜 恋