ソフィア・ローレン(1934年9月20日 ~ )イタリアを代表する大女優。
本名ソフィア・ヴィラーニ・シコローネ。
ソフィア・ロ-レンは1951年にハリウッドの超大作「クオ・ヴァディス」
に端役で出演したが、1957年の「島の女」が公開されると彼女は国際的
スターになった。
この作品では、彼女の水に濡れて体のラインが透きとおるシーンは肉感的
で世の男性を悩ませた。
ソフィアは初期のハリウッド作品「楡の木蔭の欲望」「月夜の出来事」
(ケーリー・グラントと共演)、「黒い蘭」(アンソニー・クインと共演)
でセックスシンボルだけではなく、演技力と合わせて喜劇的な要素も証明
してみせた。
1960年代までに、ソフィアは世界で最も人気のある女優の1人として
ハリウッド映画とヨーロッパ映画の両方で映画に出演して人気を博した。
1960年の「ふたりの女」でアカデミー主演女優賞を獲得。この作品の
プロモーションでソフィアとセラーズは一緒にアルバムをレコーディング
した。
イタリアのみならず世界を代表する女優として現在に至るが、衰えることの
ない高い人気を保ち続けている、1996年イタリア共和国功労勲章受章。
2006年には、トリノオリンピックの開会式でオリンピック旗を掲揚する時の
旗手を務めている。
日本の映画ファンにソフィアを支持するファンが多い。何度も来日して、
日本のCMに出演している、CMでローレンが発したセリフがキャッチフレーズ
となったホンダ・ロードパルのCM等は代表的なものである。
また、俳優二谷英明とのツーショット写真も見受けられる。
彼女の肉体派女優としての魅力に取り込まれた男性ファンは多い。
私も、その内のひとりである。
悲しみに耐え、時代に翻弄される女性を演じさせたら右に出るものはいない。
私の彼女に対する評価であり、最大の賛辞を送りたい。
映画 ひまわりの列車を見送る嗚咽のシ-ンはバックに流れるテーマー曲と
共に観客の涙腺を緩めてやまない。
主な主演作品
河の女
島の女
ふたりの女
ひまわり
カサンド・クロス