東京スカイツリ-が大きく画面に映っている、
あれは・・・?
昭和30年の後半1人の男が東京タワ-に登った。
引き裂かれた未練を追って東京に向った男は
万感の思いで360度東京を見渡した、
どんよりと霞む空が黙って男を見守っていた。
東京タワ-の真下に彼女の勤める会社は在った。
青春とは、悔いても、悔いても、心の晴れない闇、
荒海に浮かぶ木の葉 ?
希望は掴もうとすればするほど・・離れて行った。
永い年月だった、
東京は住むところではありません !
青春を堪能して、燃え捨てる街なのです・・・?
東京に失望して故郷に帰郷した友の言葉・・・
男は、空しさの中で聞いていた !
胸が締め付けられて、涙が自然に流れて来た。
サブちゃんの
あばよ東京 北島三郎
が 更に男を泣かせた。