エアコンの効いた喫茶店である夫婦とお会いした。
関西から故郷へ帰ってこられて僅かな時間を割いて お会いできたのである。
功名を遂げて凱旋と云うところだが、学校を卒業して 大阪に立った心意気を語ってもらった。
高校の先輩でもあるが、全てご縁がご縁を呼んでの 嬉しい談笑の時間だった。
裸ひとつからの日本男児は 偉い、そして強い、感激、 感動の嵐に見舞われた。
男同士の話に涙が邪魔をする、日頃の私には似合わない。
そんな余韻を家に持ち帰った私だったが、
ダイアナ・ロス If We Hold On Together 聴くほどに忘れていた恩人達を思い出した。
私は、小柄で気の弱い子供だった、たくさんの虐めにもあい、辛い涙もこぼした。
すっかり忘れていたが、そんな私に温かい 眼差しをむけてくれる人 (女の子) がいた、
その名は、女性、一つ上の近所のお姉さん ?
ダイアナ・ロスが 望郷の彼方の姉貴達を 蘇えらせてくれたのである。
「S ! がんばれ ! 泣くな !」 昔の、泣き虫小僧のまま呼んでいる ?
おばあちゃんになった、〇〇ちゃんに 逢いたい。