ダメだね 女の涙に弱い
あの勝気なヤツ(乙女)が
大粒の涙を流した
恨めしそうにその目が訴えた
あれが最後だったね
朝一番の列車に乗って
彼女は故郷を後にした
ひとつも楽しいことをやれず
東に向かった あいつ
恨み言ひとつ言わなかったよ
「美空ひばりの 哀愁波止場」
あの時 寂しそうに唄った
胸は泣いていたんだね
もう随分たつ何処にいるやら
唄っているかね 得意の歌を
カズさん ! と ・・・
小さく呟いた おまえ
幸せあげたい けど ?
もう遅い !
久し振りに今宵聴いてみる
おまえの 哀愁波止場
泣けるかもしれないな
窓の外で良いから
笑顔を見せて くれよ。
YouTubeでお聴きください。