男涙の味がする
東京の夜風に泣いた男が帰って来た
苦節50年よく頑張ったものだ
私が基本を叩き込まれた主家の息子
私は親父さんに可愛がられたが
その分息子は叱られた、私の負い目
になったが 男は黙って笑顔を見せた
帰って来たよ ! 弾んだ声に救われる
私の分、余分に叱られたものなぁ
それでも男は愚痴を一切言わなかった
あの夜 小さな寿司屋で最後のひと時
男二人の別れ酒 目が赤く滲んでいた
酒のせいばかりではない 切なかった
男涙の別れ酒 まるで男涙の味がする
こんな日が来るとは 泣けるねえ
先日の電話「押忍 」万感の思いで聞いた
この2人に秋岡秀治のピッタリの歌がある
♪ 酒とふたりづれ 秋岡秀治
作詞:たきのえいじ
作曲:岡千秋
歌唱:秋岡秀治
男ふたりの差し向かい
男涙の味がする 酒よ !
港町はどんな舞台を用意してくれるのか
青山学院大学体育会空手道部OB A・Y
男の勲章、私の宝物である 「 押忍 !」
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