思い出の童謡・唱歌
童謡はいつ頃、聴き、覚え、歌ったのだろうか ?
それは、小学低学年から中学生にかけてだった
と思う。
これらは、以降の人生に素晴らしい思い出を形
作ってくれた、情操教育の最たるものだったと
振り返っている。
埴生の宿を確固たるものにしたのは、
竹山道雄原作、市川崑監督、安井昌二主演の
日活映画ビルマの竪琴だった。
物語の筋道もそうだがその折々に流れる日本兵
たちの合唱シーンは見る者の心を揺さぶった
遠いビルマの地でのふるさと慕情は切ない。
童謡唱歌で10本の指に入る想い出の歌になった
戦争とは憎むべきもの、しかしその恐怖は
自分達だけでなく相手が引き起こす事もある。
漠然とした戦争回避論は、本筋を誤らせる
価値観を共有しない民族の存在も知っておこう
埴生の宿の悲劇性と人生の示唆も知る事である。
1948年から1989年迄はビルマー連邦
現在はミャンマー連邦共和国に代わった、
現在軍によるクーデターで国内は騒然としている。
ビルマの竪琴のリメイク版は
中井貴一が水島上等兵を熱演している
新旧両作品とも脇役陣が好演を見せている。
♪ ビルマの竪琴 埴生の宿
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