海ゆかば
つい何気なく目を向けたYou Tubeに惹きつけられた、米ソ冷戦たけなわの真っ最中に起きた米首脳の葛藤 !
アメリカ民主党カーター政権時で国家安全保障担当を務めたズビグニュー・ブレジンスキーの元へ軍から緊急連絡が入った、
ソ連が核ミサイルを発射したという報告だった、
ブレジンスキーは、隣で寝入っている妻を起こさずそのまま寝かせて軍へ敏速に対応した、
ミサイルの飛来は短時間である、我々凡人であれば妻との今生の別れに時間を割いたのではないか !
その意味でも、天下を治める国の要人は偉いし素晴らしい。
計器類の誤作動だったことで事なきを得た。
それは何も昔の出来事とは限らない、多様な兵器類の発達は現代にこそ、その危機はつきまとっている。
行動で予告するならまだ対処のしようがあるが、問答無用で奇襲攻撃に合えば、それは国の壊滅、消滅に至るということになる。
物騒な時代になった、ということは上に立つ者の心構えと覚悟が常日頃から出来ていなくてはならない、大丈夫か ?
人のために、同胞のために命を投げ出せるか !
不祥事にさえ逃げ惑う君よ!そんな甘い覚悟で冷酷な国家に向き合えるか ?
時と場合には潔さ、そして覚悟、人のために泣けるものがそれを成し得る、部下に罪を押し付けるあなた、責任を受諾しない弱腰に、運命の女神はスルリと逃げる。
戦犯、こう呼ばれ、そして汚名を着せられて処刑された人達、ただひとつ国を守る為、家族の行く末を案じる為、南海の海へ飛び立った英霊、私の大切な涙はこの人々への鎮魂の為に残している。
「海行かば」 混声合唱
海ゆかば
You Tubeでお聴きください 。