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歌謡

灯台守 ふるさとの燈台

曇り空の下、窓ガラスを少しさげて、一路 北へ、

車窓から眺める海は、空との境界が曖昧に
くすぶっていた。

風を切る音が騒々しくCDのボリュームを
目一杯あげる・・・

今日は演歌全集でいく、男女混合揃い踏み。
ふるさとの燈台、バタやん、田端義夫の歌が
流れて来た。

昨年春の同級会に数十年ぶりに中学校のある同級生が
参加してくれた。

小学校時代は竹組で6年間机を並べたT君だった、
不自由な足にかかわらず竹を割ったような性格の
子だった。

中学校卒業以来会わなかった同級生だったが、
何処かの灯台に勤務している事を他の同級生から
聞いて、その活躍を喜んでいたものだった。

彼の姿を見て、会話を通して、幸せな人生を歩んだ
ことを実感した、やはりそうだったか !

田端義夫は、この歌を唄うと亡き母を思いだして涙が
出ると語っている、私も全く同じである。

余談だが、
この頃、何故か、バタやんを見るとひとりの男を
思い浮かべる、

ビート・たけし、映画界の、世界の北野監督である。

そう思って眺めて見てください、
ふたりは共に母親思い、甘えん坊、いいですね !

男は、いつまで経っても母親に弱い、みんな同じです、
そんな具合で ふるさとの燈台を聴いていただくと
また、別の面で勇気が湧いて来ます。

しばらくするとお盆の季節がやって来ます、
ふるさとへ、お母さんのお墓へ、お墓参りに帰り
ましょう、

「頑張ってるかい! 道を踏み外したら駄目だよ」

お線香の向こうから懐かしい母の声が聞こえて来る、
それが聞きたくて、 私は又 帰ります。

歌手:田端義夫
作詞:清水みのる
作曲:長津義司

   真帆片帆 歌をのせて通う

     ふるさとの小島よ 燈台の岬よ

     白砂に 残る思い出の いまも仄かに

      さざなみは さざなみは

        胸をゆするよ

遠い昔、田舎の木造2階建て2階四畳半の部屋に
  二十歳前後の若者3~4人が毎夜ギタ-を手に集まった。

  この ♪ ふるさとの燈台もレパ-トリ-のひとつだった、
    10歳年上の亡き兄の仲間達だった。

私を可愛がってくれた亡兄に捧げる。 ♪ ふるさとの燈台

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