日本が戦争の痛手から徐々に回復して昭和が輝きを増したころ
胸に響く演歌が巷に流れてきた、
若くてスマ-トな男性歌手が女心をときめかせた、
都会派ム-ド歌謡歌手と云われて・・島和彦は登場した。
「雨の夜あなたは帰る」
たしか
橋幸夫 潮来笠 舟木一夫 高校三年生 西郷輝彦 君だけを
一世を風靡した彼らのデビュ-より少し後だったような気がする。
1966年(昭和41年)第17回の紅白歌合戦にも出場した、
現在は、赤坂で「サパ-クラブ島」というお店を経営している
と聞く、時折ステ-ジで甘い歌声を披露しているようである。
その頃のアイドルの歌調とは一味違った甘い歌声は何故か耳から
消えずに残っている。
出来ることなら、一度上京して直に彼の歌を聴いてみたい。
水商売と言うことで共通点がある、
それにしても、もっともっと新曲を歌い続けてほしかった。
♪ 雨の夜あなたは帰る
作詞: 吉岡 治
作曲: 船村 徹
歌手: 島 和彦
この胸にやきつく曲とは別に、後世に残る名曲が生まれたのでは
なかったか、惜しまれてならない。
海の向こうの洋盤に傾注するかと思うと奴演歌を好み、さらに
ム-ド歌謡はじめ様々なジャンルの歌を聴く、
「あんたって人は ?」 友や知人が不思議がる ??
夜遅く仕事が終わると、ビデオに録画した歌番組を見る、
青春回帰と笑われるが、別の意味で新鮮な養分を吸収してもいる。
私の究極の道楽として作曲を目指したことがあるが、専門知識の
なさで断念したものだった。
自然に歌とは、曲 詞の意味合いも大切だが、私的には曲に目が
(耳) 行く。
歌は心の憂さの捨て所、明日を夢見る起爆剤、歳に関係なく良い歌は
心の新陳代謝を司る、 歌よ! 歌よ! 心に響く歌よ!
今宵も、過去に咲いた花々が、心の中に染み込んで来る、 歌よ !?
雨の夜あなたは帰る 山内惠介