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思い出

誰が童謡・唱歌を盗り上げたのか

敗戦後小学校へ入学した私達は女の先生のピアノに合わせて文部省唱歌を唄った。

青い目の人形 赤い靴 仰げば尊し 赤とんぼ あのこはたあれ 雨 あめふり
おうま お猿のかごや お正月 おぼろ月夜 かあさんの歌 この道 里の秋 

叱られて 十五夜お月さん 雀の学校 ぞうさん たきび とおりゃんせ 花
七つの子 はるがきた ふるさと 春の小川 蛍の光 桃太郎 もみじ 夕焼小焼

このように数え上げればきりがないほど、童謡・唱歌は唄われてきたのである。

敗戦の焦土の中で明日を夢見て必死に生活苦に耐えて頑張った、国家君が代や童謡
唱歌の合唱に日本人としての連帯感を育んで行ったのである。

その時代を生き抜いた人々の心の中には故郷に根ざした童謡が脈々と息づいている。

ところが、アメリカの干渉による戦後教育、特に偏向教育に重きをおく教育集団の
方針でいつの間にか国家君が代及び文部省唱歌の歌声が姿を消して行ったのである。

私達は、この唱歌を聴くと、古き良き時代の日本が浮かんでくる、又愛国心が蘇って
くる。

しかし、唄わなくなった子供達に祖国愛が芽生える筈はない、拠り所のなくなった
根なし草、これこそ愛国心の喪失でなくてなんだろう ?

日本人としての連帯感の消滅、人間関係の気薄、アイデンティティの喪失へと向かう、
国土防衛の愛国心が育つはずもない、

我々が心しなければならないのは・・・
このように国民の愛国心を失くして祖国防衛の気構えを遮断する反日勢力があるという
現実。

安保法制成立、集団的自衛権行使容認が成された今こそ、国民は日本を取り巻く
厳しい現実、国防の必要性に目を向けるべきなのである。

誰が童謡・唱歌を盗り上げたのか。

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